マンション投資で億万長者? イエスと釈迦は何を思うか 後編

前の記事で、最近マンション投資で巨大な資産を築くサラリーマンが増えているという話をしました。
ここからは、投資によってお金を稼ぐことについて、イエスと釈迦は何を思うか真面目に考えてみます!

@イエスについて
もちろんイエスは2000年前の人物ですから、マンション投資のことなんか分かりっこありません。
ですが、新約聖書にはイエスが投資について語る場面があります。

「だったら、お前はその私の金を、銀行に預けておくべきだった。そうすれば私は帰ってきたときに、利息がついて返してもらえたのだ」(マタイ25.27)

これは有名なタラントの例えという話の一節です。

旅に出る主人がしもべを呼んで、お金を預けました。
5タラントと2タラントを預かったしもべは、それを元手に商売し、主人が帰るまでにそれぞれ5タラントと2タラントを稼ぎました。
1タラント預かったしもべはそれを庭に埋め、そのままにしておきました。
結果主人はお金を増やしたしもべを褒め、そのままにしたしもべを怒りました。

ここでいうタラントはお金に限りません。
人に与えられているすべてのもの、能力や才能、地位などを広く指します。
この話からは与えられたタラントを放置せず最大限に活かすことがイエス(神様)の望みだと読み取れます。
余談ですが、英語に「才能」という意味のタレントという単語がありますが、これはこのタラントが語源だそうです。

したがって、たぶんイエスはマンション投資に反対しないと思います。
ただしその動機が私利私欲ばかりで、隣人愛を欠いていたら、たとえ成功してもいずれその報いを受けるのではないでしょうか。

たくさんお金を稼いだら、一部は寄付するとか誰かのために使うとかそういう心掛けは必要だと思います。
実際キリスト教色の強いアメリカでは寄付が盛んですしね。


A釈迦について
お釈迦様は2500年前のインドで、小国の王子として生まれました。
当時のインドの社会情勢なんてまったく分かりませんし、投資という概念があったかどうかなんて皆目検討もつきません。
しかし、釈迦が説いた普遍的な教えは投資にも応用できます。

釈迦の教えの根本は、この世の事象はすべて縁起(業に基づく複雑な因果関係)で成り立っており、実体がないということです。
だからなにものにもこだわらず、純粋な心で生きることが悟りであり、すべての苦しみから逃れる道だと説きました。

投資及びそこでやり取りされるお金や土地、マンションなどには実体がありません。
風船の中の空気みたいなもので、一時集まってはまた流れ、雲散霧消していきます。
そんなものを欲しがってあくせくしても虚しい…。

なので釈迦は、マンション投資に賛成も反対もないでしょう。
しかし、その結果にとらわれてしまうなら止めた方がいいと忠告するかもしれません。

投資とリスクは切り離せません。

不動産価格は天災や近隣の開発状況、少子化等の影響で大きく変動します。
マンションの値下がりや空き部屋の増加などが起きると、投資家は頭を悩ませます。 
ノイローゼになった末判断を誤り、借金を膨らませてしまうこともあるかもしれません。
順調に資産を増やしていても、もっともっとと欲をかくのが人の常。
引き際を間違えれば、バブルが弾け痛い目に遭います。

あるいは、お金がたくさんあっても、それを「自分が優れてる証拠だ」などと思い上がれば、周りから良い人は離れていきます。
また投資に熱中するあまり、四六時中お金のことを考えて過ごすようになれば、あまり良い生き方だとは言えないでしょう。

だから、釈迦は「結果にとらわれ苦しくなるなら投資なんか止めなさい」と言うように思うのです。


Bまとめ
ここまで投資に対するイエスと釈迦の意見を自分なりに考えてきました。結論は以下の通りです。

「投資は悪いことじゃない。でも私利私欲に走ったり、結果にこだわらないよう気を付けなさい」

確かにマンション投資に走るサラリーマンたちの気持ちは痛いほど分かります。
将来何が起こるか分からないし、年金も貰えないかもしれない…。
安心のために資産が持ちたいけど、銀行に預けてもまったく増えない。
じゃあ…マンション投資ってことでしょう。

ただ、よっぽど肝が座ってる訳でもない僕ら凡人は、身を滅ぼすような大勝負をすべきではないと思います。
まずは働いて貯金を作り、無くなっても困らない程度の元手を少しずつ増やす。
そこでコツを掴んでから、許容できるリスクと相談し、徐々に大きく勝負していけばいいんです。

かくいう僕もマンション投資に興味があります。
だから深夜0時過ぎに眠い目をこすりながらこんな記事を書いてしまいました。

いいなぁ〜、不労所得!
いいなぁ〜、年収4000万!

でも投資の前に奨学金を返さなきゃ!あと300万…(笑)

長文お読みいただきありがとうございました(^o^)

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