Skylateは5デコードの能力を実装はしていそうである。

 Skylateは5デコードの能力を実装している様です、が、おそらく無効化されている様です。

 今日のPC Watchの後藤殿の記事:Skylakeアーキテクチャの謎 その2 5命令デコーダと6命令uOPキャッシュ において力強く、「5命令デコーダ/サイクル」と「uOPキャッシュからのuOPsフェッチは最大6 uOPs/サイクル」が記述されました。と言いつつも、「そもそも、IntelのSkylakeアーキテクチャのスライドには、5命令デコードと明記されていない。まるで、Intelは、これだけ重要なアーキテクチャ拡張を隠そうとしているかのようだ。 」とも書かれています。
 記事中の図でもデコーダの拡張を描かれています。ただし、「フロントエンドからのuOPs発行は、従来の4 uOPsから6 uOPsへと1.5倍になった。図は一部推測を含む」とも。
 この記事、そもそも「Skylakeアーキテクチャの謎」と題されていて、最後に「謎が残るSkylakeアーキテクチャと性能」で「ところが、Skylakeのベンチマークの結果は、1.5倍の命令帯域という拡張に見合う数字に見えない。」とされています。
 なお、マイコミの大原殿の特集記事:「「Skylake」完全攻略!!(追加検証) - 内部解析で第6世代Coreの謎に迫る」の「3 RMMA 3.8 - Instruction Decode」ではデコード能力を実測されており、「グラフ28のNOPのピーク性能は4Bytes/cycleで、これを見る限りピーク性能は4 x86命令/cycleであると結論付けられる。」とまとめられています。

 では、何故この様な謎が残るのかということで、私の先のブログでは機能が無効化されているのではと推測してみたわけですが、どうやらその可能性がありそうな記事を見つけました。CPU Worldの「Intel to enable Software Guard Extensions on Skylake processors」という記事です。
 Skylakeにおいて、Software Guard Extensions(=SGX)という機能が当初は無効化されていましたが、2015/10/26からSGXを有効にしたSkylakeが新型番で入手可能になる様です。
 SGXですら機能が無効化されていたわけですから、「Intel Speed Shift Technology」も無効化されている可能性が高そうです。

 やはり、私は「Intel Speed Shift Technology」とデコード機能の拡張はセットになるのではないかと想像しています。1.5倍のデコード能力が発揮された場合、当然、発熱という問題があり、「Intel Speed Shift Technology」により、CPU側で主体的な自動制御を行うことで最適なワークロードを提供してくれる様になるのではないでしょうか。
 とにかく、もう少し待ってみましょう。

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