ジェイミー・モイヤー (Jamie Moyer)

遅咲きの星
投手 1986-2012年



30代から台頭し、50歳近くまで投げ続けた晩成の名投手。

1984年にドラフトでカブス入りし、86年にメジャーデビューし、6勝を記録。
翌87年は防御率5.10と苦戦、15敗しながらも12勝をマーク。
88年は防御率3.48で9勝をあげますが、89年にレンジャーズに移籍してからは
結果を残せず、チームを転々。91年はカージナルスで8試合で0勝に終わります。

92年はメジャーで投げることすら叶いませんでしたが、
93年、オリオールズで防御率3.43で12勝を記録。

96年は、レッドソックスからシーズン途中でマリナーズに移籍しますが、
同シーズン防御率3.98、13勝3敗で最高勝率を記録すると、
33歳となった同年から8年連続二桁勝利をマーク。
38歳の2001年に20勝、40歳の03年に自己最多の21勝をあげます。

04年は防御率5.21で7勝に終わりますが、05年は13勝と復活。
この年から5年連続二桁勝利をマークします。
06年途中からフィリーズでプレーし、45歳の08年には防御率3.71で
16勝。チームの世界一にも多大に貢献します。

10年も9勝をあげますが、11年はトミー・ジョン手術で全休。
12年にロッキーズで復帰し、49歳にして2勝を記録しますが、
同年6月にチームから放出され、メジャーの舞台に戻ることはありませんでした。

主な記録:防御率.4.25、269勝、2441奪三振、オールスター1回、他

最後の勝ち星、49歳151日での勝利はメジャーリーグ記録。
通算525被本塁打もメジャー記録で、50球場での登板も近代では最多。
長くプレーしたからこその記録はいくつも残しましたが、
主なタイトルには手が届かず、若いころに結果が残せず、
300勝もはるか遠くで、殿堂入りの現実味はありません。
とはいえ30代で本格化、50歳近くまで一線でプレー、というのは
もちろん異例であり、球史に名を刻んだのは確かで、
技巧派投手としての一つの完成系ともいえるでしょう。

BIGLOBEニュースロゴ

ニュースをもっと見る

最近の画像付き記事