『舞楽』鑑賞 宮島 厳島神社元始祭 舞楽シリーズ第三弾! 「胡徳楽」 

厳島神社元始祭『舞楽』第三弾、 「胡徳楽」 です。胡徳楽は、’ことくらく’と読みます。

 この舞いは、舞楽では珍しいパントマイム的でストーリー性があります。客人をもてなす、お酒をテーマとしてユーモラスでユニークなものです。出演者は全部で四人です。

 右方の楽舎より短い曲が奏されますと、四人の客人が右方からそれぞれ舞台に上がり舞台上の4隅に胡座をかきます。左方より亭主役の勧杯(けんぱいと読む)と、下僕の瓶子取がそれぞれ登場し、舞台の正面にすわります。勧杯は、人面を象徴化した紙の雑面をかぶり頭に黒い冠をつけています。酌人の瓶子取は老爺の仮面をつけ、右手に盃左手に瓶子を抱えて向かって右奥の隅に座ります。四人の客人は酔っ払った顔の赤い仮面をつけています。瓶子取は舞台の右の隅で酒を盗み飲みしています。どうやらこれは本物のお酒のようです。やがて瓶子取は盃と瓶子をもって客人 に盃を勧め酌をして回りますが、客人は、隣の客を指差し、なかなか素直には飲んでくれません。やがて宴もたけなわになると亭主役の勧杯は立ち上がり舞台を後にします。ようやく酌を受けて飲んでくれた客人四人は、両手を上に上げて舞台の真中あたりで輪になって舞います。舞い終わると、ひとりひとり舞台を後に します。最後に残った瓶子取は、何度も盗み飲みして酔っ払い、千鳥足でフラフラしながら舞台を後にします。楽が終わると、客人はふところから盃を取り出し、向かって右の退出口にたむろしている観客数名に盃を手渡し、先ほどの瓶子取が戻ってきて、渡した盃にお酌します。今年こそは右側にまわって、盃をいただきたいという気持ちはありましたが、なにせ撮影に忙しくまた確保した場所を空けることもできず、盃をいただいている観客を羨ましく眺めていました。








  ●次回、第四弾はいよいよ今回のメーンイベント、陵王となります。
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コメント (2)
おじゃまします。
何度拝見してもうっとり!!

衣装も面も・・・惚れ惚れしますね^^   

海の前で、このような素敵な舞台を観てみたいものです。
広島・・・いいな!!
乱鳥
いつもご来場いただき有難うございます。胡徳楽って、舞楽の中では異質の舞い?ですね。舞いというよりも、パントタイム,寸劇をみているようです。4人の客人にお酒を振舞う方が、隅で何度か盗み飲みして、客人が出て行った後、一人で千鳥足になって帰っていく姿は、いつもても笑いがでます。
京都、奈良の方がいいな!!大好きなお寺やお宮が自転車で周れますもの。
乱鳥さま、ししです。

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