PoleNavigator β版(Ver0.30)リリース 追記あり

PoleNavigatorのα版をリリース開始してからまだ3週間ですが、バグありのままα版として何とか滑り込みでGW前にリリースしたおかげか、皆さんから多数の動作実績を頂くことが出来てPoleNavigatorにフィードバックすることが出来ました。本当にありがとうございました。

おかげさまで大体のバグはつぶせたと思うので、β版をリリースします。
https://www.dropbox.com/s/pmok62dee7irxrs/PoleNavi030.zip?dl=0

アイコンがないと寂しいので、素人デザインでアイコンイメージを作ってみました。
(性格が出たのか、デスクトップに置くと凄い地味...、良いデザインありましたら
採用しますので是非送ってください)



本ソフトウェアはフリーウェアですので、天文仲間に自由に使っていただけたらと思っています。
制限的なことやソフトウェアの説明は、以下のPDFにまとめてありますのでご一読ください。

【追記分】
PDFをR1.1にアップデートしましたので、リンクを変更します。
https://www.dropbox.com/s/vm6wuy5lbhths4c/PNinstructionR1.1.pdf?dl=0
【ここまで】


α版(Latest Ver0.25)から使用されている方は、今回のバージョンは結構細かいところが
変更になっているので、アーカイブ内のVersion.txtで差分を確認してもらえると助かります。
サポートは本ブログへのコメントか、PDFに記載されているe-mailアドレスに
連絡を頂けたらと思います。

基本的には極軸合わせに特化した単機能ソフトウェアですので今のところ機能強化など
の予定はないですが、何かアイディアがありましたら実装できるかもしれないので
ご相談ください。

一応、半年とかのスパンで、バグ修正や要望を取り入れて正式版リリースして、
以降は基本ノーメンテを予定しています。
なので、何かあれば早めにお願いします。(開発環境が残っているうちに..)
テーマ
気持玉(7)
トラックバック (0)

トラックバック用URL

コメント (42)
バージョンアップ、ありがとうございます!
小型タブレットでも使いやすくなった気がしますね。
早く、また遠征先で試してみたいですが、いつになることやら・・(^^)
リュウ
おかげさまで、やっとここまで来ました。
急ぎませんので気づいた点などありましたら、お知らせください。

自分もリモート用に8インチタブレットを使っているのですが、これでPoleNavigatorを動かすと便利なこと便利なこと。
これを狙って作ったものではありますが、あまりにもはまって自分でもびっくりしています。

また機会があれば、そちら方面に遠征したいとおみますので、よろしくお願いします!
miner
バージョンアップありがとうございます。
先日初めて使用させていただきました。(^^

設定方法さえ分かれば使用方法は実に簡単で、かなり正確に極軸も追い込めるようなので、今後ずっと重宝させていただくと思います。
素晴らしいソフトを無料で公開していただき、本当にありがとうございました。m(--)m

今後のバージョンアップも楽しみにさせていただきます。

なお大変厚かましいながらも一つリクエストがあります。
私は現状では全然予定はありませんが、いつか憧れの南天遠征が出来た時のために、南天対応は難しいでしょうか?
南天遠征の記事を読んでいると、北極星のような星がないため、南天では極軸合わせがかなり難しいらしいです。
そのためこのように軽装で、簡単に正確に極軸を追い込めるツールがあれば、非常に嬉しいのではないかと思うのですが、、、(^^;

ご検討、何卒よろしくお願いいたします。m(--)m
kame
β版、お待ちしていました^^
早速宣伝させていただきました(^^;
β版を使うのはもう少し先になりそうですが、今から楽しみです。
ひろりん
はじめまして、HUQと申します。
PoleMaster で電子極望の有用性を実感しましたが、これを使えば余ってるガイダーに適当な広角Cマウントレンズを付けてすぐ電子極望化できますね。
早速ダウンロードさせていただきました。天候が回復する日が楽しみです。

ところでPlateSolve2でカメラの画像を解析して北極星の有るべき位置を求めている、ということは、同じことを天空上の南に低い明るい一等星でもできませんか?
たとえば、スピカ、アンタレス、フォーマルハウト、シリウスの4星に限定して、ユーザーが星を選んで,その方向にカメラを向けて位置特定すれば、北極星が見えない南向きベランダの自宅撮りで大活躍です。
HUQ
その際の回転軸中心の求め方ですが、
まず水準器を使って極軸方位回転の水平出しをしておきます。
極軸高度だけは北のベランダに運んで北極星を使って設定するか、極軸の上にスマホの傾斜計を載せて緯度と同じ角度になるよう設定しておきます。
以降、極軸高度は基本的に合っているものとして扱います。

@1等星を選び、カメラから得た画像から、選んだ1等星とその近くの明るめの星の位置を PlateSolve2 で認識し、赤経線の方向を決める。
平行な赤経線を複数本、画面に表示する。

A写野を超えない範囲で赤経軸を少し回転させる
極軸方位がズレていれば、@→Aの一等星を結ぶ線と、@で求めた赤経線の間に角度が生じます。

手動か電動で赤経軸を回しながら、その軌跡が@で引かれた赤経線に平行に動くようになるまで、極軸方位を調整します。

--------
ベランダ撮りではできるだけ条件の良い南中付近を撮ることが多いので、極軸高度の誤差には鈍感で、極軸方位の誤差に敏感になります。なので、極軸高度は水平取って緯度を設定しただけでも、ある程度実用になります。
HUQ
度々の投稿、すみません。(^^;

もし写野の特定が「〜付近」と限定されていなくても良いのであれば、

@赤緯軸を天の赤道付近に向ける
A南中の天の赤道付近を撮影し、現在時刻から PlateSolve2 写野特定・赤経線を描画し、極軸方位だけを動かして赤経軸回転による星の軌跡と赤経線が平行になるよう調整する
B東または西の天の赤道付近を撮影し、現在時刻から PlateSolve2 で写野特定・赤経線を描画し、極軸高度だけを動かして赤経軸回転による星の軌跡と赤経線が平行になるよう調整する

これで、あらかじめ極軸高度を設定しておく必要もなくなります。

まぁこれは結局ドリフト法なんですが、ドリフト法では赤経方向を決めるのに日周運動で星が動くのを待たねばならないため時間が掛かって仕方ありませんが、PlateSolve2 で写野特定・赤経方向が即出れば、赤経軸回転で手早く極軸設置を済ますことができます。
HUQ
kameさん、
コメントありがとうございます。
導入に少々PCの知識が必要ですが、操作自体は簡単に出来たと思うのでご活用ください。

南天対応はプログラミング的には難しい話ではないのですが、自分自身が南天を確認したことがないのがネックです。
要はどの星を使って調整すればいいのか!? ということで、極近くの星が望ましいのですが、ご存じのように北極星に該当する適当な明るい星が南天にないので...。

この辺りは、4等星以上位をピックアップして、検出した星にマーカーを出してやればいいとは思うのですが、流石においそれとはテストできませんからねえ。
まあ時間を見つけて、考えてみます。
miner
ひろりんさん、
宣伝ありがとうございます!
小心者なのでちょっと反響(?)が怖いですが、様子を見てみますね。

嫁さんからは、"ちょっと万人向けでないのでは?"と突っ込まれてます。インストール方法とか、コマンドラインオプションとか、取説とか...。
miner
HUQさん、初めまして!
PoleMasterをお持ちなのですね。
さすがにPoleMasterがあれば、PoleNavigatorは必須ではないと思いますが、若干操作の簡略化はできるので試してみてください。
(一応アイディアとしては去年の夏くらいから温めていたのですがPoleMasterに先を越されて、購入するのもなにか負けた気分になりそうで作ってしまったという次第です)
知り合いにもPoleMasterをお使いの方がいますが、同程度の精度は出ているようです。またPoleMasternoカメラをそのまま使えるという話です。


極付近以外の星での極軸合わせですが、SkyWatcherやCelestronなどの赤道儀でPolarAlign機能が似たような機能として提供されています。これはAlignmentが取れていることが前提ですが、求められているのはこれかと思います。

結局のところ赤道儀の座標系と、天の座標系のズレを測って合わせ込む必要があるのでりますが、基準点だと三点以上が必要になります。
その一つに水準器を使うにしても、拘束条件として使えるだけで精度も足りないと思われます。またベランダだと通常の視界が左右で180度未満、上下は90度未満であり、また子午線が入ることもあるので、本当にごく狭い範囲の赤経/赤緯の領域しか拾えず、この中で三点を拾っても精度は期待できなさそうです。
なので精度を求めると、最後に提案頂いているドリフト法のような手法になってしまうとおもいますが、これは全く別のソフトになってしまいますね。
そうするとPolarAlign機能が非常に理にかなっているような気がしてます。

このソフト自体が、「簡単だけど、正確に極軸合わせができる」というコンセプトですから、ベランダ専用は需要のある方にお任せしたいと思います。
miner
PoleMzsterのカメラを使えるというもは素晴らしいですね。
PoleMasterは時角調整が針の先で星をつつくようにシビアなのが使いにくいところです。
PoleNavigatorは星図とのパターンマッチングなので、解像度の低いCMOSカメラ画像と星図の位置誤差に伴う誤差が原理的にどうしても避けられないものの、星数増やすことである程度精度向上も図られ、北極星野が晴天下においては十二分な精度を確保できることがよそうされますね。

北極星が見えない観測地での極軸設定はどうしてもドリフト法に頼ることになりますが、赤経線の方向を決めるのに日周運動を用いる都合上、正確に追い込むにはどうしても数十分単位で時間がかかるのが欠点です。

ところがPlateSolve2を使えば、写野から即座に赤経線の向きがわかるため、赤経軸を回すだけで赤緯方向のズレの有無が分ります。

具体的には、カメラを南中方向に向け、赤経軸をまわしながらカメラから得た星像を比較明合成で描画した後、恒星時追尾に戻し、星野を現在時刻と天の赤道南中付近、という位置情報からPlateSolve2で解析して、赤経線の向きを決めて表示します。
極軸が方位方向にずれていれば、2本の線が角度を成します。
よって極軸方位を修正して、再び赤経軸を回して星の軌跡の比較明合成を表示し、最終的に星の軌跡と赤経線が平行になるまで、これを繰り返すします。

ここまで、ドリフト法で暇のかかる日周運動まちという手順が不要です。
HUQ


天の赤道付近のまま、カメラを東西引くに向け、同様に極軸高度を修正します。

水準器等で極軸水平微動の水平がある程度出ていれば、これだけで相当高精度な設置が成り立つと思います。

これで、日周運動に赤経線を描かせる時間を大幅に省略してドリフト法を手早く済ますことができます。

今開発されたPoleNavigatorとはシーケンスが全く異なる別アプリになるかもしれませんが、これはベランダ観測を余儀なくされる全国の星見パパ非常に福音だと思います。
HUQ
HUQさん、
PoleMasterの設定はマウスが必要そうですが、星の近傍を指定するだけで問題ないと聞いていますが、実際どうでしょうか?

ドリフト法の補助的なアイディアはありと思いますが、実際には赤道儀の極軸調整ノブのフィードバック量(ノブをどのくらい回して、角度がどのくらい変わるか)がわからないので、調整と測定を繰り返すことになります。従来のドリフト法では測定と調整が一体なので、この部分で大幅な時間短縮は難しいでしょう。
また精度面でも画面解像度からくる(表現できる最小角度)制限にSolverの解析精度も影響するので、それなりの精度しか確保できなさそうです。(PolarAlignに対して優位性がない)
要はSolverの特性とマッチしていないわけですが、実現方法や効果まで検討しないとなかなかわからないところですね。


自分もアイディアはないことはないのですが... (実装予定はないですよ?)
カメラを子午線と天の赤道が直交するあたりに向けて、赤道儀の極軸調整の水平ノブ(垂直でもいいですが大変?)を回してやると、極軸から子午線方向に90度のポイントを中心に回転するはずです。
水平に振るとこでずれを伴いますが三点とれば回転中心がわかるので、特定の星を使って子午線と赤道の交点に合わせ込むという方法があります。
問題は水平方向に振れる角度があまりないので、精度を確保しにくいといったところですかね。
miner
今、ちょうど薄雲が切れたので早速 PoleNavigator試してみました。
QHY5L-II-m に付けているCマウントレンズが f=9〜90mm F1.8 のバリフォーカルレンズなもので、ちょっと無茶かなと思いつつも、f=90mm で試しました。
ASPP=8.65"です。(画素と映像素子サイズの対角で計算しました)
案外素直に北極星を導入でき、ホームから右へ、左へ、ホームで、と3箇所、無事解析できました。
これは簡単ですね!! 非常に楽です。
ただ2〜3回繰り返してみたところ、2〜3分角程度のバラツキがありそうでした。

PoleMaster では、説明書には「そんなに神経質に合わせる必要は無いよ」と書いてはあるものの、星周辺拡大窓が出てきて、その中でマウスカーソルがとても敏感に動くため、結果的に「合わせにくい」と感じてしまいます。
喩えがアレですが、小便器にターゲットマークが描かれていると意地でも狙いたくなるじゃないですか。(笑) そんな感じで疲れます。(^^;;;

とりあえず、PoleNavigator で合わせた3回目の状態で、SS-one mini のピリオディックモーション計測を兼ねて天の赤道付近をガイダーoutput無しでPHD2ログ取得中です。
2〜3分見てましたが、良い感じに赤緯は動きが少ない模様です。(シーイング悪い様で、結構暴れてはいます)
HUQ
今、ちょうど薄雲が切れたので早速 PoleNavigator試してみました。
QHY5L-II-m に付けているCマウントレンズが f=9〜90mm F1.8 のバリフォーカルレンズなもので、ちょっと無茶かなと思いつつも、f=90mm で試しました。
ASPP=8.65"です。(画素と映像素子サイズの対角で計算しました)
案外素直に北極星を導入でき、ホームから右へ、左へ、ホームで、と3箇所、無事解析できました。
これは簡単ですね!! 非常に楽です。
ただ2〜3回繰り返してみたところ、2〜3分角程度のバラツキがありそうでした。

PoleMaster では、説明書には「そんなに神経質に合わせる必要は無いよ」と書いてはあるものの、星周辺拡大窓が出てきて、その中でマウスカーソルがとても敏感に動くため、結果的に「合わせにくい」と感じてしまいます。
喩えがアレですが、小便器にターゲットマークが描かれていると意地でも狙いたくなるじゃないですか。(笑) そんな感じで疲れます。(^^;;;

とりあえず、PoleNavigator で合わせた3回目の状態で、SS-one mini のピリオディックモーション計測を兼ねて天の赤道付近をガイダーoutput無しでPHD2ログ取得中です。
2〜3分見てましたが、良い感じに赤緯は動きが少ない模様です。(シーイング悪い様で、結構暴れてはいます)
HUQ
すみません、コメントボタンを2回押してしまいました。(^^;

それでドリフト法の件ですが、

まず北極星を使う方法というのは、「この点を、この位置へ動かす」というのを可視化できるので、非常に設定しやすいですよね。

それに対してドリフト法ではそのような「明確な目標」が見えないため、「測定」と「修正」を繰り返すことになります。
しかも「測定」のフェーズでは「日周運動により赤経線を描かせる」という時間の掛かる手順が含まれているので、非常に時間が掛かります。

この「赤経線を描かせる」部分をPlateSolve2に代行させ、赤経軸を回したとき、PlateSolve2 が描いた赤経線の上を星が転がるか否か、という見方をすれば、「測定」のフェーズは随分短縮化できるように思いました。

勿論、画面解像度に依存する精度限界はあります。
星が1画面を横切る時間でドリフト法した状態と等価ですよね。
QHY5L-II + f=100mm なら写野長辺2.8°、1ピクセル7.8"ですから、恒星時にして67秒間のドリフト法で検出誤差 7.8" ということになります。(実際にはピクセル単位で合致しているかどうか見るのは難しいので、その2〜3倍の検出誤差でしょうか)
仮に3ピクセル以下のズレは目視で検出できないとして、2.8°の日周運動で7.8*3=23.4"以上赤緯方向にズレれば誤差を検出できる。
これは極軸のズレ量になおすと atan(23.4/(2.8*3600))*60≒8' です。
それなりに光軸が合った光学式極望で合わせたときの保証精度と比べても、結構いい線行ってませんか?
HUQ
HUQさん、
試用ありがとうございます。
プログラムの計算精度は倍精度でやっていますので問題ないのですが、やはり三脚や極軸からカメラまでのたわみ、PlateSolve2の解析精度などが現れるようです。
なので焦点距離を伸ばすよりも、広めの写角で星を多く入れた方が精度が良い場合もありました。
この辺りは、機材によると思うのでいろいろ試してみてください。
miner
HUQさん、
PoleNavigatorはご指摘のように、ターゲットへの可視化が一番のメリットともいえます。
これに対して提案頂いているトライアンドエラーの手法を取るドリフト法との相性が悪く、大幅な時間短縮は期待できないと思うので、こだわる必要はないと思いますがいかがでしょう?


また精度面もコメントを頂いていますが、再検討してみてください。
---------------------------------
まずSolverで求めるのは赤経線ではなくて(等)赤緯線になると思いますが、ここに効いてくるのが光学系の画素当たりの画角になります。これも他の要素、レンズの収差などの光学特性や、撮像して写っている星の数、なによりSolver自体の精度があるので一概には言えませんが、PlateSolve2の出力する角度精度は小数点二桁は確保できない感じです。

そして赤道儀の赤経軸を回した時の星の軌跡については、表示デバイス上で表現される直線の角度として扱うため、画素あたりの画角は直接関係なくなります。
これは表示デバイス上で、仮に水平スパンで1000ピクセルとしたときに表現できる最小角度(1ピクセル分の傾き)は、atan(1/1000)=0.0573度(3.43分角)、3ピクセルを見込むと10分角オーバーとなります。
そんなに精度が出ないのか! と思われるかもしれませんが、ドリフト法では時間軸の蓄積を行うことで精度を出しているので、当然といえば当然のことかと思います。


時間短縮の可能性は否定しませんが簡便性は期待できず、また精度面でもあまりメリットはないので、他の方法を検討するべきと思うわけです。
QED
miner
おはようございます。
昨晩 PoleNavigator で設定した結果をお送りします。
http://simhuq.sytes.net/astro/SSone/PNimage0.jpg
http://simhuq.sytes.net/astro/SSone/PNimage1.jpg
http://simhuq.sytes.net/astro/SSone/PNimage2.jpg
ASPP=8.65"の設定でこの3枚から極軸を得て、SS-one mini をノータッチガイドして同ガイダーで得たガイド星ズレ量グラフがこちらです。
http://simhuq.sytes.net/astro/SSone/SS-one%20P-motion.png

RAのみキャリブレーションを行い、残った微妙な傾きをRA/DECとも一次補正してあります。

DECのズレは1時間(3600秒)で324"ほどですので、極軸のズレは
atan(324/(360*3600/86190(キングスレート)*3600))*60=20.6'
程かと思われます。

jpgの撮影画像を見る限りそこそこ星数はありそうですが、どうでしょう?
写る星の数は有口径に比例するので、同じF値であれば広角より望遠のほうが暗い星まで写ります。(写る明るい星の数は純水に写野が広がったぶん、広角のほうが増えますが)

天極に対する写った星の赤経は望遠でも標準でも一定なので、時角算出精度は広角・望遠で変わらないように思います。
また一般に広角より望遠のほうが歪曲が少ないので、誤差はSolver自体の精度に大きく影響を受けているように感じました。

f=35mm F1.4 のCマウントレンズも手元にありますので、他日そちらでも試してみます。
HUQ
ドリフト法での精度計算、仰る通りです。ピクセル換算してから角度を求めるのを忘れてました。

それでも10'というのはポラリエ極望の保証精度であり(実際はもっと悪いです…構造上、鏡筒と接眼部の接合部に1発衝撃を与えただけで10〜30'も狂います)中望遠域までのノータッチガイドや、2軸ガイド前提でせいぜい10分程度の露出においてガイド星を中心とした写野回転が起きない程度の極軸合わせとしては、十分な精度のように思います。
HUQ
先のPNimage.jpg を撮影した環境をお送りします。
(背景散らかっててお見苦しく、すみません(^^;)

http://simhuq.sytes.net/astro/SSone/2016-05-18_06-08-26_XE2.JPG
http://simhuq.sytes.net/astro/SSone/2016-05-18_06-08-02_XE2.JPG

三脚はGITZOの5型を脚を伸ばさずに使い、微動装置はユニテックのゴニオ雲台+傾斜プレート、そこに幅広のアルカクランプをU1/4ネジで2点留めし、同じくアルカプレートを2点留めした SS-one mini を固定しています。
ターンテーブル上は 5/8inch厚アルカプレートで簡易片持ちフォークを組み、赤緯軸替わりのパノラマ雲台にガイダーを固定しました。
赤経・赤緯クランプを締めた状態では、揺すった感触の上ではガタは感じません。
HUQ
PoleNavi.ini の内容を見直していて思ったのですが…
QHY5L-II にCマウントレンズを付けたものを使う場合、WDMflip は0であるべきですよね?

…すみません、昨夜のテストは1の状態でやってました。
今晩やり直します…
HUQ
HUQさん、
まず取り急ぎ、WDMflipはその名の通り、WDM接続時にしか有効になりません。QHY5をネーティブモードで接続しているなら、設定の対象外です。
miner
HUQさん、
返事が前後してすいません。
PNimage[0-2].jpgを拝見しましたが、星はよく写っていると思います。周辺のコマ収差や、歪曲がバリふぉーかるのせいか若干大きめですが、対象が中心付近にあるので問題ないと思います。

実際の極軸ずれは若干大きめのようなので、気になるようなら数回試してもらって、Targetが終息するか見てもらえればいいと思います。
またPoleMasterの同架が可能なら、並行して操作してみるのもいいかと思います。

ちなみに、主にQHY5L-IIM + 35/50mmの評価しています。
miner
HUQさん、
先ほどのコメントに書き忘れましたが、±120度極軸を回すときに、機材にもよるのでしょうがかなり気を付けないと極軸とカメラの向きにズレが出やすいので注意してみてください。

精度面では、一応PlateSolve2のRMS Pos Errorを信じるなら数〜十数秒角には収まるようですが、画像を回転させて解析すると結構ずれたりもするので、上記の赤道儀操作時のずれとPlateSolve2の解析誤差が支配的とは考えています。

まあなんにせドリフトをベースにするなら、Solverの有効性を生かせるような使い方を考えないといけなさそうです。
miner
様々な的確なアドバイス、ありがとうございます。
一昨日の夜、Higlasi-3B でノータッチガイドした状態を PHD2 で計測したロググラフをお送りします。
http://simhuq.sytes.net/astro/higlasi/Higlasi3BNoTouch.png
青が赤緯です。
1時間前後で何故かタブレットPCのリセットが掛かってしまっており、長時間のログを撮れなかったのが残念ですが、この時間内では赤緯ズレはほぼ無いと見なせるように思います。
微妙なカーブは、赤経軸上赤経粗動替わりに固定しているパノラマ雲台の僅かなガタではないか、と推測しています。

今回、PoleNavigator に使ったのは KOWA f=100mm F2.8 + ASI120MM です。
流石に焦点距離が長すぎて北極星の円周が入りきれなかったのですが、対角180°+αぐらいの角度から3点選び、この結果が得られました。

前回の試行と大きく違うのは、赤経軸回転を「赤経クランプ緩めて手動で回す」ではなく、Higlasi-3B の DEC モードの高速駆動(恒星時追尾速度の100倍)を用いて回したことです。
こうすることで、ウォームホイールの回転軸そのものを計測できいると思います。
(とはいえ3〜4回測定したところ、2〜3分角ほどのズレは見られました。)
HUQ
HUQさん、
ご報告ありがとうございます。
じつはASI120MMでの動作実績がなかったので助かります。(αバージョンではバグのため、最終的な動作確認が取れていませんでした)
望遠レンズを使う場合ですが、最終的に極軸を合わせるStep.3の画面で北極星が入っていればいいと思います。
1回で合わせきれなくても、2回目で入ると思うのである程度ラフにしても行けると思います。(さすがに200mmクラスになると難しいですが)

精度もPoleNavigatorの手軽さを考えると、こんなもので良いんじゃないですかね?
画像をESO Online Digitized Sky Surveyなどの物を使いシミュレーションする限りでは1ピクセル以下の誤差に落ち着いているので、誤差は三脚設置状況や赤道儀、カメラまでのたわみ、PlateSolve2に与える画像品質が重要かともいます。
そういう意味ではPoleMasterとの結果比較ができれば、客観的な比較になるかと思います。

miner
PoleNavigator のほうもソフトがまだβ的な状態なので、必ずしも正しいとは限りません。(とはいえ、気持ち的にはだいぶ信頼してはいますが…でもスペック通りに30"の精度は出てないと思う…)
極軸を調整した状態で、天の赤道南中付近をしばらくガイドしてみてズレ量を見たほうが確実です。

精度も、赤緯修正を"必要悪"(言葉は悪いですが…)と考えて2軸ガイド前提で考えれば、事実上写野回転や、赤緯修正に端を発する赤経の暴れ等が頻繁に起きることは無く、十分と思います。

何より、f=50〜100mm で極軸合わせが出来ると、極軸合わせ専用にレンズを用意する必要が無いのがありがたいです。ガイダーをそのまま使えます。

ちなみに、その他 Loadstar X2 も手元にありますので、いつでも試験可能です。(笑)
HUQ
HUQさん、
そのあたりは、HUQさんをはじめとしたユーザの検証にお任せします。そして、この辺りを納得いただければお使いくださいということで。

作者としては先のコメントの通り精度検証は終わらせていますので、バグ等に引っかからなければ大きなズレは発生しないと考えています。
内部の計算は正直なところ、そう大したことはしていないので、実際にα版であった象限判定バグのような存在は否定しません。(このような場合は、大外れになります)


miner
如意設計工房さん製作の Higlasi シリーズは DPPA 法による極軸設定で高速回転させるのがウリですが、これを使って PoleNavigator 対応モードを作っていただきました。

Higlasi-3B ソフトのほうはまだデバッグ中ですが、こんな感じで、素早く正確に設定出来ます。
https://vimeo.com/167481420
HUQ
HUQさん、
はー、そんな対応もしていただけるのですね。
PoleNavigatorもそうですが、まず何よりPoleMaster対応はできると差別化になるとはいえ流石です。
miner
iniの件、了解です。
個人的には機材マニアなところがあり、多数のレンズ&カメラの組み合わせで、更にジプシーで複数の観測地を流離っているため、レンズ&カメラと観測地の組み合わせが煩雑だという事情があったのですが、とりあえず PoleNavigator では 15分角程度の極軸設置精度は確実に出せそうなことが判ったので、要求精度に応じて PoleMaster を使うセットと PoleNavigator を使うセットを分けることで、管理を簡略化しました。
HUQ
ところで Higlasi-3B ソフトが異常系(P-Navモード回転中、プッシュスイッチ押下により、任意の角度で止めることが可能になりました)も含めて出来たようなので、早速デバッグがてら撮影を…と。

当地の天候は「晴れ」なのですが、ものすごい黄砂だかPM2.5だか光化学スモッグだかで、北極星がたまに視認出来る、という有様です。(^^;
北天で確実に見える星は、ベガのみです。(笑)

そんな中、ガイダーに使っている f=75mm F1.8 レンズ (ASPP:10.34, Long 137, Lat 35) + ASI120MM で「この辺だろう!」と北に向けて PoleNavigator を実行すると…
http://simhuq.sytes.net/astro/PNav/PNimage0.jpg
http://simhuq.sytes.net/astro/PNav/PNimage1.jpg
http://simhuq.sytes.net/astro/PNav/PNimage2.jpg
という映像を元に、
http://simhuq.sytes.net/astro/PNav/capture_002_21052016_230602.png

という設定画面に。
これは流石に星のS/Nが低すぎて誤解析状態、ですよね?

何度か繰り返していて、たまに Target インジケーターが出ることもあったのですが、現在の北極星位置マーカーが無く、どの星を Target インジケーター内に導入すればよいか不明な状態でした。
HUQ
HUQさん、
PoleNavigatorの"Simple is best"的な設計思想からすると、この程度の対応でいいと思うんですよね。
勿論、パラメータ等増やしてもいいですが、ややこしくするとユーザーを狭めてしまいますからね。

あと、この星空はちょっとつらいですね。
可解析状況からすると、Step.1〜3が近傍に集まってしまっています?
一応、2点もしくは3点が同じ座標の場合の対策はいれていますが、あまり近傍にあるようだと3点を通る円ではなくて、3点の重心を取るような処理が必要かもしれませんね。(検討してみます)
miner
いや、この3枚はほぼ120°間隔で撮ったものです。
3枚を比較暗合成したものを各コマから減算して(=疑似ダーク処理)それぞれレベルの上端・下端を切り詰め、一致する星を線で結ぶとこうなります。
http://simhuq.sytes.net/astro/PNav/PNimage0_lvl.jpg
http://simhuq.sytes.net/astro/PNav/PNimage1_lvl.jpg
http://simhuq.sytes.net/astro/PNav/PNimage2_lvl.jpg
HUQ
HUQさん、
jpgの元画像をPlateSolve2のデフォルトパラメーターで解析をかけると、Matched 12/16/13starsと少なめというのはありますが、解析自体はできていますね。
ただ解析された座標を見ると北極星や天の北極とかなり離れた写野のようです。

それぞれ中心座標(J2000)は以下になります。
PNimage0.jpg: RA:15 25 23.066 Dec:84 47 39.21
PNimage1.jpg: RA:14 39 41.063 Dec:84 37 38.14
PNimage2.jpg: RA:15 14 51.725 Dec:85 34 11.41

また画面キャプチャのpng画像を見ると画面中央にStep.1でんも北極星位置が表示されていますが、天の北極の十字とあまりにも近く(Step2もしくは3の十字の可能性は捨てきてませんが)にあります。
また画面4隅の黄色の三角インジケータが、Step.2/3の北極星位置を表していますが、それぞれ120度毎の座標という感じではありません。

ただPNimage0.jpg(Step.1のはず)の解析座標を見ると、画面キャプチャのpng画像のように北極星が画面中央に来ることはないはずです。

考えられるとするとPlateSolve2の解析タイムアウトなどの場合に、タイミングによってErrorではなく解析結果を変に採用してしまった可能性などが考えられそうです。
そのあたりを踏まえてコードはチェックしてみます。

もしまた同じような異常な結果が出たら、縮小をかけてもらうと他のStepの座標がわかるかもしれませんので、炉用してみてください。(極軸円の直径が大きそうなので、見えない可能性も高いですが)
miner
なるほど、北極星が肉眼で見えないあまり、だいぶ違う方角を向けていたようですね。(^^;;
了解しました。巨大な極軸円が出た場合、縮小して他の Step 座標を探してみます。

ところで私も PlateSolve2 に興味が湧いてきて、これを使って何か作ってみたいと思っているのですが、PlateSolve2 との I/F を学べるような簡単なサンプルコード等置かれているサイトをご存じでしたら、教えていただけませんでしょうか。
よろしくお願いします。
HUQ
こんばんは。夜がかなり短くなりましたね。
さて、昨夜はこの時季の満月の夜ということで、横浜のいつもの公園では北極星が肉眼で見えないという最悪のコンディションでした。
そんな空だったからか、何度やっても一度も Plate Matchせず、結局 PN での極軸合わせを断念しました(>_<)
残念無念。。。

ところで、既知でしたら申し訳ありませんが、そんな悪戦苦闘中に気づいた点があります。
Version0.30から、Exposure/Gainのボックスにスライダーが付きましたが、キーボード操作(S/X, D/C)すると明るくなったり暗くなったりするのに、マウス操作でスライダーを動かしても明るさ等が変わりません。どうやらマウス操作は利いていないように思われます。
CCDは QHY5L-IIです。(ご存知かとは思いますが、一応。)
私だけなのかな。。。
ひろりん
HUQさん、
縮小側をサポートした目的は、画面内に入らない場合の捜索用という意味合いが大きいのでご活用ください。

PlateSolve2のインターフェースは、公開されているところは見たことがないです。

私も知り合いを介して教えて頂いたので、情報を流していいものか? とりあえずほんととしては、APMという拡張子のファイルがPlateSolve2の出力するファイルになります。(入力はコマンドラインです)
miner
ひろりんさん、
カメラの設定と、あとはPlateSolve2を単独起動してパラメータを変更すると何とかなる場合があります。
まあ肉眼で見つけるのが難しいくらいだと、あきらめは付くと思いますが。(笑)

Exposure/Gainのスライダーは新しくコードを書いたので、カメラの設定を忘れてるかもしれませんね。チェックしておきます。
すいませんが週末までお待ちください。
miner
初めまして、Higlasiの浅野と申します。
FBでPoleNavigatorのコメントを観て、ここにたどり着きました。
すると、HUQさんとHiglasiのコメント(笑
ありがとうございます。
HUQさんから依頼を受け制作したのですが、土持さんにご挨拶してないこと、気になっておりました。
また、いろいろ教えてください。
宜しくお願い致します。
浅野
浅野さん、初めまして。
ご挨拶いただきありがとうございます。

HUQさんも凄いですが、その要望にきっちり答えられることは本当に凄いことと思います。
ポタ赤ですとPC無し運用の方のほうが多いとは思いますが、オートガイド用に使われている方だとPoleNavigatorを追加ハードウェア無しに運用できるので確かに便利と判ったのは、現地でポタ赤ユーザの方と話したときでした。
当初その視点はなくて、なる程と思った次第です。あと電子ファインダーとしての用途などもHUQさん指摘でした。

今後とも、よろしくお願います。
miner

コメントする

ニックネーム
本文

最近の画像付き記事