Mac OS Xのサポート期間はいつまでなのか。Javaアップデートがスノレパ以降の理由。

「Flashback」マルウェアに対応したJavaのアップデートが立て続けにリリース(ITmedia)されておりますが、アップデート対象がいずれもOS X 10.7 Lion及び10.6 Snow Leopardに限られております。Mac OS X 10.5 Leopard以前のアップデータがなぜ配布されないのかと疑問に思われる方も少なからずいらっしゃるのではないかと考え、ひとつ記事にまとめてみることにしますね。

Windowsの世界ではOSのサポート期間が明文化されています。Windows 製品のサポート ライフサイクル』のページにて、マイクロソフトがきっちり説明しているのですねぇ。数十年来のMacユーザでも、Windows XPの(セキュリティアップデートを含む)延長サポートが何度か追加されて2014年まで延びたことをご存知でしょう。

その点、Appleはですねぇ・・・最低最悪なのですよ。生粋のMacバカであるトビが言うのですから間違いありません。OSのサポート期間についての公式な情報を一切出しておりません

ちょっと古いディスカッションですが、Apple サポートコミュニティ『10.4のサポートは終了したのですか?』にて、ほぼ全てが語られております。

ディスカッションのコメントには、「Mac OS X 10.4 Tigerの最後のセキュリティアップデートは、2009年09月11日のSecurity Update 2009-005」との記載があります。また、Mac OS X 10.5 Leopardの最後のセキュリティアップデートは2011年8月10日のセキュリティアップデート 2011-004ですね。その後も10.6 Snow Leopard以降はセキュリティアップデート(及びマイナーアップデート)が施されていることから、現時点でMac OS X 10.5 Leopard以前はサポート終了と相成ります。

つまり、Tigerのマシンをネットに繋いで使うのは、Windows 2000のPCをネットに繋いで使うのと同じ危険を伴うわけですねぇ。

幸い、Windowsプラットフォームに対するMacのマルウェア数が圧倒的に少ないため、大きな問題に発展しづらい面はあるでしょう。しかしウィルスに遭遇するか否かはたんに確率の高低であり、Flashbackのごとく感染するときはしちゃうのです。

サポート期間を明確にアナウンスしないだけでなく、期間そのものが短い点もAppleの問題です。Tigerのリリース日は2005年4月29日で最後のセキュリティアップデートが2009年9月11日ですから、サポートされた期間は4年ちょっと。同様にLeopardは4年弱。Mac OS Xはまだマシなほうで、iPhone 3Gはハードウェア性能からiOS 4.2.1が最後のアップデートになるのですが、発売からわずか2年強なのです。

よって、今後もLeopard以前のMac OS Xについてはあらゆるアップデートが期待できません。そんなことをいわれても即使用を中止するわけにはいかないでしょうから、まだ旧バージョンのMac OS Xで稼働するセキュリティソフトをインストールするのが最善策となりましょう。定番の無料アンチウィルスソフト「ClamXav」も、Tigerに対応したバージョン2.1.1の配布を続けています(ウィルス定義ファイルも最新のものに更新可能)。

最近、WindowsからMacへ移行した方には我が耳を疑うような話に聞こえるかもしれませんけれど、残念ながらこれがAppleのOSサポートというものです、えぇ。


Mac OS X 10.7 Lion パーフェクトガイド Plus (MacPeople Books)
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今のApple製品に必要なのは、「長く使い続けられる安心感」だと強く思います。

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